2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

御茶ノ水のアテネ・フランセ文化センターで「特集 ドイツ映画史横断 1919-1980」という素晴らしい企画が11/5から行われます。そのラインナップの中に、なんとヴェンダースのミュンヘン映画TV大学の卒業作品『都市の夏』が!!これはどんなことがあっても観に…

今夜は池袋シネマ・ロサで催された「ヴェンダース・ナイト」へ。キャンセル待ちが出るほどの盛況ぶり。上映前には樋口泰人と黒沢清の対談がありました。イマイチ盛り上がりに欠ける内容でしたが、黒沢清が「シネスコで撮らないの?」という樋口泰人の質問に…

 『ギルダ』 ■■□

監督:チャールズ・ヴィター艶やかな闇という映像ではなく、ファム・ファタールもいない、結末もお粗末、正直フィルムノワールとしては物足りなかった。ヒロインとしてのリタ・ヘイワースの魅力も『上海から来た女』には劣ると思う。ただ、彼女がロングヘア…

新作『ランド・オブ・プレンティ』公開に合わせて東北新社から11/25にリリース予定の『ヴィム・ヴェンダース セレクション』。アマゾンに中身の画像がアップされていますが、なかなか良い感じです。『パリ、テキサス』はまあ当然なんですが、『アメリカの友…

 『キートンの電気屋敷』 ■■□

監督:バスター・キートン&エドワード・F・クラインからくり屋敷もの。自動階段を上ると外のプールに突き落とされる垂直運動のギャグ、プールの水の自動入れ替え装置をフィルムの逆回転で表現した視覚ギャグなどが印象的。本作に出てくるユニークなギミッ…

 『ネバダ決死隊』 ■■■

監督:ロイ・ハギンズ演出も脚本も手堅くまとまった西部劇。何と言っても魅力的なのはキャスティングです。勇敢でクレバーで紳士な南軍少佐ランドルフ・スコットの部下に一癖も二癖もある問題児リー・マーヴィン(唯一敵ではなく味方の銃弾に斃れるところが…

『最前線物語 ザ・リコンストラクション』の特典ディスクを視聴。出演者のインタビューを中心に構成されたメイキング「最前線物語:リコンストラクション」、フラーのドキュメンタリー「映画を作った男:サミュエル・フラー」(『四十挺の拳銃』がめっちゃ面…

 『キートンのハイ・サイン』 ■■□

監督:バスター・キートン&エドワード・F・クライン超絶とまではいかないまでも、最後の家全体を使った追いかけっこのスピード感溢れるアクションは痛快。強盗団の同志であることを証明する鷲のポーズがマヌケで笑える。このネタを使ったバナナの皮のギャ…

 『最前線物語 ザ・リコンストラクション』 ■■■■

監督:サミュエル・フラーメッセージ性もセンチメンタリズムもなく、ただあっけらかんと描かれていく戦場の生と死(主役である軍曹と四銃士はあらゆる修羅場をくぐり抜け、補充される兵は実に呆気なく死んでいく)。どんな戦争映画も本作の硬質な明るさの前…

 『ジェニーの肖像』 ■■■□

監督:ウィリアム・ディターレ幻想ロマンスのこれは見事な逸品。奇抜なプロットとティオムキンの叙情的な音楽、ジョセフ・コットン、ジェニファー・ジョーンズ、リリアン・ギッシュ、エセル・バリモアといった俳優たちの素晴らしい演技と存在感。しかし最も…

少し前に日記で紹介した「アナ・トレントの鞄」という本の冒頭にサン・セバスチャン映画祭2003で発見したあるポスターの話が出てきます。上左の画像がそのポスター(『Una preciosa puesta de sol』)です。上右の画像が『ミツバチのささやき』のスペイン版ポ…

今日は体育館でバレー&バスケを2時間。しかし、オークションで購入したばかりの中古のバッシュがいきなりクラッシュして呆然。いくら中古品とは言ってもダッシュした途端に靴底が剥がれるなんてありえない・・・(泣)。とりあえず出品者にメールせねば。夜はカ…