2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

 NHK「ETV特集 戦場カメラマン 小柳次一〜日中・太平洋戦争 従軍5千キロの記録〜」

出撃前に酒を酌み交わす特攻隊パイロットの笑顔の写真、そのあまりの透明さに思わず胸が熱くなる。従軍カメラマンの戦争作者: 石川保昌,小柳次一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1993/08/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (6件) を見る

 『眠狂四郎多情剣』 ■■□

監督:井上昭とてもケレン味のある画作りなんだけれど、ちょっとあざといというか要するに品がない。殺陣もイマイチ。でも大映の書き割りの夕焼け!これだけは話が別、本当に溜息のでるような美しさだ。円月殺法の弱点(?)が露呈するのが面白いのだが、元…

ハルヒの第10〜11話(『孤島症候群 前・後編』)を見る。ノリは『うる星やつら』で、プロットはパト初期OVAの『Lの悲劇』という感じ。最後のシークエンスで映し出されるキョンのうなじのホクロ(+毛)のアップがいかにもハルヒらしいギミックで良い。

久々に古本屋めぐり。『海獣の子供 1〜3』(五十嵐大介) 『カタリベ』(石川雅之) 『真説 ザ・ワールド・イズ・マイン』(新井英樹) 『僕といっしょ 全4巻』(古谷実) 『シガテラ 全6巻』(古谷実) 『歴史の長い影』(堀田善衛) 『漫画原論』(四方田犬彦) 『変…

しりあがり寿『弥次喜多 in DEEP 廉価版 3』読了 ○奇才とはこれ。それにしても読むだけでこんなにシンドイんだから、生み出す方はどんだけ大変なんだって話だよなあ。ていうかとてもシラフで描けるマンガとは思えん。いや、でも、ある意味理性的とも言えるわ…

ハルヒの第8〜9話を見る。ん〜ヌルい。

 『顔のない眼』 ■■■□

監督:ジョルジュ・フランジュ何と言ってもエデット・スコップの儚げな存在感、これに尽きる。そして白いマスクの妖しい魅力。モーリス・ジャールの音楽も良い。フランジュの端正な演出が光る美しく格調高いモノクローム・ホラーだ。***********盤質。画質良…

福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 5』読了 ○前半は政治色が濃く、こういうガンダムも新鮮で面白い。アースノイドとスペースノイドの社会的格差と差別の問題に関するつっこんだ描写も福井晴敏ならでは。後半の低軌道上での攻防戦もアツい!それにしてもユニコー…

ハルヒの第6〜7話を見る。第7話はTV放送では最終回だったエピソード。この後のお話はすべて蛇足というか、一話完結の短編形式による単なるメタ萌え系学園コメディ(ただし作画クオリティはやたら高い)が最終回まで続くという構成になっている。てなわけ…

ハルヒの第4〜5話を見る。キョンが笑える。宇野常寛氏の言葉を借りると「"言い訳系""僻み系"の第二世代オタクの口調そのもの。突っ込みキャラのつもりの突っ込まれキャラ」(笑)ということになるが、どんなにハチャメチャな状況になろうと終始冷静につっこ…

 NHK『宮崎駿のすべて〜「ポニョ」密着300日〜』

ベテランのアニメーターが書いた原画をボロクソに批判するところや、原画チェックの場面、宮崎駿の幼年時代と母親のことなど、今回もなかなか興味深い内容だった。特に宗介とポニョが抱き合うシーンの原画を手直しする場面での「ギューってやんなきゃいけな…

五十嵐大介『リトル・フォレスト 全二巻』読了 ○空腹時に読むとキケン。絵で魅せ、言葉でも魅せる。五十嵐大介の才能にゾッコンだ。リトル・フォレスト(1) (ワイドKC)作者: 五十嵐大介出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/08/23メディア: コミック購入: 20…

俳優の緒形拳が死去。享年71歳。『魚影の群れ』の演技は素晴らしかった。合掌。

ハルヒの第2〜3話を見る。キョンが長門有希のマンションに呼ばれ、「情報統合思念体によって造られた、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース」であることを明かされる場面で、モロボシ・ダンとメトロン星人が卓袱台挟んで会話をする…

 気になる新譜銀盤

「AKIRA (Blu-ray Disc+DVD)」バンダイビジュアル 2009/2/20 8,190円(税込)また性懲りも無くDVDとの抱き合わせというバンダイ商法で非難轟々の本商品であるが、HDニューテレシネ&192kHz 24bitオーディオ、片面二層収録のブルーレイ『AKIRA』が実売6千円ち…

 新たに増えた銀盤

『ブラック・レイン』(HD-DVD) 『U2 魂の叫び』(HD-DVD)アマゾンのセール。二枚で1,974円也。ブラック・レイン デジタル・リマスター版 ジャパン・スペシャル・コレクターズ・エディション [HD DVD]出版社/メーカー: パラマウント ジャパン発売日: 2007/02…

『げんしけん』の鼻毛回を見て呵呵大笑す。

 『キル・ビル Vol.1』 ■■■□

監督:クエンティン・タランティーノ久々に見たけど、やっぱり良いねえ。これだけ見事なアクション演出は、ただ単にチャンバラと香港映画が大好きってだけじゃ絶対に撮れないよなあ。ルーシー・リューのそばかす萌え。盤質も文句なし。

「テイルズ・オブ・ヴェスペリア」まったりクリア。なかなか楽しめた。ラスボスが全然倒せなくて心が折れそうになるが、攻略サイトに書いてあった方法を試したら拍子抜けするくらいあっさり撃破。やっぱ見るもんじゃないな。で、その攻略サイトをよく見たら…

 『眠狂四郎魔性剣』 ■■□

監督:安田公義これといった特色のない無難なプログラム・ピクチャー。狂四郎ガールズも瑳峨三智子のツンデレ姉さん以外はパッとしない。それにしても狂四郎は強い、強すぎる。座頭市はそれなりに苦戦もするが、狂四郎は常に相手を圧倒する。どちらも居合い…

【ニコニコ動画】全銀河が泣いた死亡シーン集ためしに検索してみたらやっぱりあった。

 気になる新譜銀盤

「赤い風船/白い馬【デジタルニューマスター】2枚組初回限定生産スーベニア・ボックス」角川エンタテインメント 12/12 6,300円(税込)クライテリオン盤を持っているから買う必要なし!と言いたいところだが、国内盤にはドキュメンタリー2本(「僕のお父さんは…

 『夜顔』 ■■■■□

監督:マノエル・デ・オリヴェイラ完全な映画でしかない映画。とDVDを見て言うのも愚かだが、見終わってのこれが率直な感想だ。どんなに精緻を極めたCG映像も、この今年12月で100歳を迎えるポルトガルの映画作家が映し出すたった一匹の雄鶏の前にただ…

ふと大画面でキングゲイナーが見たくなり『変化ドミネーター』を見ることに。やはりこの回は秀逸だ。ぬるぬる動くドミネーターが気持ち悪くて面白い。ママドゥとリュボフ女史のやりとりも微笑ましくて好きだ。富野作品のキャラクターは本当に活き活きしてい…

五十嵐大介『カボチャの冒険』読了 ○猫好きなら一読の価値あり。カボチャの冒険 (バンブーコミックス)作者: 五十嵐大介出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2007/07/30メディア: コミック購入: 8人 クリック: 32回この商品を含むブログ (92件) を見る

 今月発売の気になる新譜銀盤

「靖国 YASUKUNI」(李纓) 「ゴッドファーザー コッポラ・リストレーション DVD BOX」(フランシス・フォード・コッポラ) 「ゴッドファーザー コッポラ・リストレーション ブルーレイBOX」(フランシス・フォード・コッポラ) 「マルチェロ・マストロヤン…