『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 01』

ようやく借りることができました。なかなか渋いオープニング。ただ、前のヘンなCG素子の方がインパクトはあったかも(笑)。第1話は前シリーズの1話目の韻を踏んでいるような内容で、面白味はないけれど、プロローグとしては無難な仕上がり。女首相の存在が気になる。彼女と素子と荒巻課長、大人の三角関係の予感?素子と言えば義体がマイナーチェンジされたようで、顔が少女っぽくなり、胸は一段と大きくなっている(笑)。最後で劇場版の冒頭シーンを再現しているのは、本シリーズに参加している押井守への目配せか。そして嬉しいタチコマの復活!勿論「タチコマな日々」もあり。MGMロゴをパロっています。「アンチ・オイディプス」を読むタチコマには萌えました(笑)。2話目は攻殻版「タクシードライバー」。現実と妄想の交錯、食べ物の描写、夜と雪など押井色を感じさせる作風になっている。攻殻世界の凡人にスポットを当てた地味ながらも味のあるエピソード。