『攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG 02』

1本目は政府高官のお歴々が自慢のセクサロイド(性的愛玩サイボーグ)を伴って夜な夜な淫らな饗宴に耽るという『アイズ・ワイド・シャット』を彷彿させるような、ちょっとアブナイ話。少佐もいつになく露出度が高い。人形へのフェティシズム、エロティックなオブジェと化したアンドロイドたち、など『イノセンス』にもリンクしているテーマで面白かった。一応TV作品だし、25分という尺なので、表面をなぞる程度の浅い描写に止まっているのが残念。「タチコマな日々」の少佐を称える(?)歌が可笑しい(確かに豊満だわい!笑)。2本目はアクション性の強いエピソード。アクロバティックなタチコマの動きが格好良かった。「劇パト2」の荒川を更にエゲツなくしたような厭らしいキャラが登場する。