2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『ラストゲーム』の評価を訂正。

 『テキサスの死闘』 ■■■

監督:ジョセフ・H・ルイスオドオドしたまったく主人公らしくないデカ物・スターリング・ヘイドンが父親の形見である巨大な銛を手に、全身黒ずくめでチビで陰気な二丁拳銃使いセバスチャン・キャボットに復讐を挑むあまりにも50年代的な奇妙な味のB級西部劇…

 『脱出』 ■■■

監督:ジョン・ブアマン川を下る映画にハズレなし?展開が唐突に変わり、主人公たち一行が不条理とも言える悪夢的な状況に陥っていく様がなかなかスリリング。序盤の些細な出来事やセリフには、実に周到な伏線が張り巡らされている。死体の描き方もいちいち…

 『ラストゲーム』 ■■

監督:スパイク・リーデンゼル・ワシントンはさすがの巧さだし、彼が現役NBAプレーヤー演じる息子と1on1をするクライマックスもなかなか見応えがあった。ただ、どうでも良いようなシーンが多くて物語が弛緩しているのが残念。バスケ描写が少ないのも大いに…

 『二階の他人』 ■■□

監督:山田洋次小市民喜劇。デビュー作と言っても56分という尺が示すように習作的な意味合いが強い。作品の出来としてはイマイチだけれど、高低を意識させる縦の構図への一貫したこだわりは良かった。あと高橋とよが、いったん口に入れたスキヤキの肉を"生煮…

今日はバスケ&バレーを体育館で4時間。夜はNBAファイナル2005の録画ビデオを一試合。

今日はカルピスさん&キャゼルヌさんと公園でバスケ練習。夜は酒を呑みながらジョーダンDVD。

 『くじ引き』(『ボッカチオ'70』より) ■■□

監督:ヴィットリオ・デ・シーカ絵も音も賑やかなイタリアらしい艶笑喜劇。ソフィア・ローレンのあまりの色気に卒倒しそうになる。まさに全身凶器なり(笑)。彼女がトレーラーハウスの中で笑いながら七転八倒するシーンが良い。

 『仕事中』(『ボッカチオ'70』より) ■■■

監督:ルキノ・ヴィスコンティ室内会話劇。と言っても会話自体はやかましいだけで面白くも何ともない。豪奢な調度品とロミー・シュナイダーの華やかな身体アクションをひたすら堪能する映画。中盤に出てくる子猫が可愛い。

 『雲のむこう、約束の場所』 ■■

監督:新海誠前作よりも格段に作画が良くなっていて、特に美術には目を瞠るものがありました。設定はなかなかユニークだし、新鮮味はないですが時間軸をずらしながら夢と現実が交錯していく構成も悪くありません。カスタムメイドした飛行機の飛行シーンなん…