2003-07-14から1日間の記事一覧

 『アヴァロン』

監督:押井守多層化された仮想世界という設定が面白い。物語の展開は淡白で緩慢。独特の加工によるセピア調の映像が美しい。犬や鳥は勿論、食事の描写がやたら出てきたり、現状がエンドレスに続くかのような終わり方など、毎度お馴染みの押井節が炸裂してい…

 『書を捨てよ街へ出よう』

監督:寺山修二メッセージ色と実験性が強いメタ映画。映画の中で映画を否定してしまう大胆さ、全編めちゃくちゃでアナーキーなエネルギーに溢れているが、ちょっと時代臭がキツ過ぎるのが欠点かも。セクシャルなイメージといい、ケバイ美術といい、随所にフ…

 「エヴァ復活祭」もいよいよ佳境の第11夜

第弐拾壱話「ネルフ、誕生」(英題:He was aware that he was still a child)VIDEO 版を視聴。冬月の回想というカタチでネルフ誕生までの経緯が語られると同時に、様々な登場人物の過去も描かれていく。構成が巧みなので、情報量が多いにもかかわらずスッキ…