2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

 『母のような心』 ■■■

監督:D.W.グリフィスリリアン・ギッシュの目の演技!

 『見えざる敵』 ■■■■□

監督:D.W.グリフィスやばいくらいにエロティック。

 『ドリーの冒険』 ■■■■

監督:D.W.グリフィス初監督作。物語映画の歴史は、確かに『大列車強盗』ではなく『ドリーの冒険』から始まった。えっ?と思った人は「リュミエール 第6号」に所収されている蓮實重彦のグリフィス論を読むべし。

 『リリアン・ギッシュの肖像』 ■■■□

監督:ジャンヌ・モロー対話ドキュメンタリー。最後、歩き去るリリアン・ギッシュの後姿を捉えたロングショットが感動的。

 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』 ■■■■□

監督:原恵一見終わって思う。なんだコレ?唖然驚愕だ。アニメ、しかも"あのクレヨンしんちゃん"で邦画時代劇のマスターピースが見られるなんて思いもよらなかった。映画の時代劇もNHKの大河ドラマも民放の大型時代劇もこのクレしん時代劇の攻城戦シーンのリ…

 『ナラタージュ』 島本理生

作中にビクトル・エリセについての記述があるという情報をキャッチしたので古本屋で購入し読んでみた。これと言ったインパクトのない通俗的な恋愛小説だったが飽きずに楽しめた。作中では主人公が見た映画として『ミツバチのささやき』『エル・スール』『真…

 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』 ■■■■

監督:富野由悠季いろいろと賛否はある(特に終盤の展開)が、富野演出の一つの頂点をなす作品だと思う。プロットも良いし、三枝成章の音楽も素晴らしいの一言。ただ北爪宏幸のキャラデザは好きになれない。

「BOW30映画祭」のパンフレットを購入。1,900円というあまりな価格に劇場では買わなかったのだが、ネットで定価の3分の1以下で売られているのを見つけこれならとゲット。蓮實重彦と黒沢清の対談内容は気になっていた。最初に『ミツバチのささやき』、最後に…

 『ピンクリボン』 ■■■

監督:藤井謙二郎ピンク映画を見ずして邦画を語ることなかれ!というわけでいろいろとタメになった。

 『マッチポイント』 ■■■

立川シネマ・シティにて。監督:ウディ・アレン大傑作を撮らない人ウディ・アレン。今回もその期待を裏切らない全く見事な佳作だった。コケット爆弾スカーレット・ヨハンソンに釘付け。ただクローズアップだけはどうにもいただけなかった。彼女はバストショ…

ジャ・ジャンクーの『三峡好人』が早く見たい。今敏の『パプリカ』も気になる。ところで今回のベネチア映画祭のコンペにはストローブ・ユイレの新作(『Quei loro incontri』)も出品されていたようだが、当然のように賞とは無縁だった。上映時間68分という…

 『リアリズムの宿』のコメンタリー

『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のことを"ザンパラ"と言っていた。

 『プロゴルファー猿 甲賀秘境!影の忍法ゴルファー参上!』 ■■

監督:西村純二いや〜懐かしい。荒唐無稽を通り越しもはや意味不明の域に達しているはちゃめちゃゴルフ対決に大ウケ。けれん味オンリーの演出はいっそ清々しい。紅蜂さん良いわぁ(平野文の声もグー)。

エヴァのリメイクは完全新作ではなくTVシリーズを基に、新作カットを加えて再構成したものになるらしい。で、ラストだけは完全新作だそうだ。「新訳Z」が及ぼした影響たるや絶大である。この「新約エヴァ」を見た富野御大が血迷って「逆襲のシャア 劇場三部…

 新たに増えた銀盤。オフィスワイケーのパブリック・ドメイン盤2本。

『過去を逃れて』 『ならず者』

 『エスパー魔美 星空のダンシングドール』 ■■■

監督:原恵一原恵一の劇場監督デビュー作。40分の小編ながら非常にまとまりの良いファンタジックな人情話に仕上がっている。回想シーンの演出が素晴らしい。人形劇団を解散し故郷の四国へ帰る男が船の上から海面の波を眺めていると、少年が縁日で催されてい…

 新たに増えた銀盤。

『EDGAR G ULMER-ARCHIVE』(北米盤。国内盤は絶望的な気がするので購入) 『二重結婚者』(アイダ・ルピノ監督作が500円DVDに!) 『モーガンズ・クリークの奇跡』(プレストン・スタージェス。これも500円)

 『殺しに来た男』 ■□

監督:岩井俊二う〜ん、陳腐なプロットだ。

 『見知らぬ我が』 ■■

監督:岩井俊二子役の女の子がちょっとだけ良い。

 『雪の王様』 ■■□

監督:岩井俊二どってことない、が、なんか泣けた。

 『夏至物語』 ■■■

監督:岩井俊二キェシロフスキ?白石美樹のお尻に乾杯!(笑)

 『マリア』 ■□

監督:岩井俊二『ゴダールのマリア』と併せて見るべし(大嘘)。

 『スワンプ・ウォーター』 ■■■□

監督:ジャン・ルノワール人間味溢れる愛憎のドラマが死の沼とその畔の緑豊かな村で展開される。昼は淡い影、夜は濃い影となって人物の顔や体を覆う木の葉の存在感が強烈で、『羅生門』よりもずっと前にこのような大胆な影の表現をしていたことに驚かされた…

 『戦う幌馬車』 ■■■□

監督:バート・ケネディ友情集団、大袈裟な装置、プロフェッショナリズム、ホークシアンの魂が息づく痛快な西部劇だ。カーク・ダグラスが良い。存在感においてもキャラ造形の魅力においても共演のジョン・ウェインに拮抗あるいは凌駕している。さながら『ヴ…

 『どんてん生活』のコメンタリー

『ピストルオペラ』のコメンタリーと同じ飲み屋収録なのが良い。山下監督の万引き話には大ウケ。

 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』 ■■■

監督:原恵一前3作がマニアックすぎたせいなのか、「オトナも楽しめる原恵一のクレしん」は少し影を潜めている。敵キャラがパラダイスキング一人だけというのは寂しい(とは言えキャラ造形は強烈。「燃えよ!カンフー」のミュージカル・シーンが良い)し、お…

 『ルナティック・ラブ』 ■□

監督:岩井俊二

 『蟹缶』 ■□

監督:岩井俊二

 『毛ぼうし』 ■■■

監督:岩井俊二小津+ムーンライダーズ。愛すべき小品。

 『オムレツ』 ■□

監督:岩井俊二