2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 『踊る大紐育』 ■■■

監督:ジーン・ケリー&スタンリー・ドーネンジーン・ケリーとシナトラとジュールス・マンシンのトリオは同年公開のミュージカル『私を野球につれてって』でも共演している。『私を〜』も楽しい作品だが、完成度となると『踊る大紐育』に軍配があがる。最初…

俳優ジャック・パランスが死去。享年87歳。合掌。

 『愛と平成の色男』 ■■

監督:森田芳光石田純一がドンファン的人物を演じているのが激しく時代を感じさせノスタルジックな感慨すら覚える(本作が撮られたのは彼が"トレンディドラマの帝王"と呼ばれていた頃である)。バブル期の頽廃ムードを反映したようなオチャラケタ感じの恋愛…

 『逆境ナイン』 ■

監督:羽住英一郎久しぶりに映画を見て腹が立った。いや、これは映画ではなく違う何かだったんだろうな、ウン。

テレ朝「アメトーク!」のガンダム特集を見る。ガンダマー芸人の何と多いことよ(笑)。強烈だったのが土田の部屋(どうやらシアター・ルームらしい)のガンダム・コレクション紹介映像。歴代ガンダム全てのDVDが整然とラックに並んでいて『Gセイバー』まであ…

 『Death Note デスノート 前編』 ■□

監督:金子修介アニメ版の圧勝。藤原竜也演じる夜神月は「古畑任三郎FINAL 今、甦る死」の堀部音弥だったw

 『亡国のイージス』 ■■□

監督:阪本順治ストーリーを満喫するには相当難がある(いくらなんでも説明不足すぎるし人物描写の掘り下げも浅い)が、映像的には十分楽しめた。海上自衛隊全面協力は伊達じゃない。キャスティングも無難だと思う。終盤の自衛官たちによる凄惨な血の宴は、…

漫画で読む「ドラえもん最終回」 ゚・(つД`)・゚・

 『ジョージ・マイケル 〜素顔の告白〜』 ■■

監督:サザン・モリストイレ事件w

 『にごりえ』 ■■■

監督:今井正樋口一葉の短編が原作のオムニバス映画。 第一話「十三夜」 一番好きかも。しみじみ切ない。あすなひろしの「哀しき人々」の一編のようだ。 第二話「大つごもり」 最後の久我美子の背中の演技が良い。オチが読めていてもホッとする。 第三話「に…

ジル・ドゥルーズの「シネマ(2)」が遂に邦訳。「シネマ(1)」は来年の6月頃に出るらしい。

 『ホテル・ルワンダ』 ■■■

監督:テリー・ジョージ食い入るように見た。物語としては非常に面白かった。誤解を恐れずに言うがこの作品は良質のエンターテインメントである。ドン・チードルの演技は本当に素晴らしい。しかし映画で民族浄化の地獄を描くなんてことは所詮不可能なのだ。…

『フープ・ドリームス』待望のDVD化!紀伊国屋書店に感謝。クライテリオン盤マスターである可能性はかなり高そう。同日発売の『五人少女天国行』も期待の一本。ラングの『恐怖省』まで出る!

脚本家レナード・シュレイダーが死去。享年62歳。ポール・シュレイダーの兄。『太陽を盗んだ男』の原案と脚本、『Mishima』の脚本、『ションベン・ライダー』の原案者でもあった。合掌。

 『ライフ・イズ・ミラクル』 ■■■

監督:エミール・クストリッツァクストリッツァ節健在なり。前半は冗漫な部分が多く正直退屈だが、中盤ナターシャ・ソラックと暮らし始めるあたりから徐々に面白くなってくる。主な舞台となる山腹の家、家の前の線路とデッキ、そして緩く曲がったトンネル、…

 『よろこびの渦巻』 ■■□

監督:黒沢清スタッフが何気にスゴかった。

 『もだえ苦しむ活字中毒者 地獄の味噌蔵』 ■■

監督:黒沢清

 『黒衣の花嫁』 ■■■□

監督:フランソワ・トリュフォー「思い出したくもない映画」とトリュフォーは語り、興行成績も振るわなかった自他共に認める失敗作だが、全編晴天の爽やかな色彩世界で繰り広げられる陰惨な女の復讐劇という明暗のコントラストは面白いし、殺しの描写も良い…

 『日曜日の人々』 ■■■□

監督:ロバート・シオドマク&エドガー・G・ウルマーワイマール共和国の末期。世界恐慌が起きる前のベルリンの街と、休日を過ごす庶民の姿をドキュメント・タッチで描いた風俗映画。活気に溢れた都市の息遣いが伝わってくる前半部、男女二組のカップルが湖畔…