2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

長らく絶版だった黒沢清の「映像のカリスマ」が遂に復刊されるらしい。しかも未発表のシノプシス、海外プレスによるインタビューなどが加わった改訂版。プレミアが付いて手が出なかっただけに嬉しい限り。やはりプレミアになっている「ロスト・イン・アメリ…

DVD情報サイト「映画の國」で「Film Noir Classic Collection Vol.3」が北米で7/18に発売されことを知った。収録作品は『国境事件』(アンソニー・マン)『替え玉殺人計画』(ジョン・V・ファロー)『湖中の女』(ロバート・モンゴメリー)『危険な場所で』(ニコラ…

 『ぐしょ濡れ人妻教師 ―制服で抱いて―』 ■■□

監督:今岡信治倒錯エロ。

 サッカーW杯ドイツ2006

日本VSオーストラリア1-3の完敗(泣)。オージーは後半バテる!筈だったのにバテたのは日本だった(スタミナだけではなく精神的にも?)。残り6分から悪夢のような3失点。これで予選突破は絶望的になってしまった。ジーコ采配は完全に不発。中村は終盤に大失速…

 サッカーW杯ドイツ2006始まる

関連番組、開会式と開幕戦ドイツ対コスタリカなどで映画は観れず。というわけで開幕戦、結果は4-2でドイツ勝利。やはりドイツは守備が微妙だ。2失点はいずれもラインの裏をワンチョペに突かれてのもの。ただ後半のフリングスのミドルシュートは凄かった。

 『キムと森のオオカミ』 ■□

監督:ペーダー・ノールン凡庸なファミリー映画。

 『豚と軍艦』 ■■■

監督:今村昌平ひたすら猥雑。バイタリティ溢れる黒い笑いの人間模様。丹波哲郎と加藤武が良い味出してる。

キーボード奏者のビリー・プレストンが6日に死去。享年59歳。ビートルズの「Let It Be」セッションに参加。2002年のジョージ・ハリスン追悼コンサートではパワフルな歌と演奏が聴けます。合掌。

 『少女娼婦 けものみち』 ■■□

監督:神代辰巳ヒロインが今ひとつ魅力に欠ける。冒頭の海辺のシーンや、出港する漁船を背景に吉村彩子と内田裕也がトラックの荷台でセックスするシーン(いずれも望遠レンズを使った長廻し)が印象的だ。

 『鴛鴦歌合戦』 ■■■■□

監督:マキノ正博澱んだ心もすっきり浄化。歌の掛け合いとくるくる回る番傘が生み出す圧倒的な幸福感。市川春代が「あたしゃ今こそぉ♪」と歌い出すクライマックスから「浮かれてぇ出ましたぁ鴛鴦さんなら〜♪」とカーテンコールさながらに主要キャストを横移…

 『今村昌平 深き欲望』 

作家・村松友視によるインタビューを中心に構成されたドキュメンタリー。やはり今村昌平は映像美ではなく人間描写を追求した人だった。助監督時代、原節子の隣に座れる特典をエサに女学生から鯛の上物を安く仕入れたなんてレアな逸話が出てくる。俳優の北村…

 『「エロ事師たち」より 人類学入門』 ■■■□

監督:今村昌平これぞイマヘイの真骨頂か。ホント人間好きやねえ。小沢昭一と坂本スミ子(発狂シーン!)は素晴らしすぎ。表現主義的な光と影の戯れとガラス越し撮影への徹底したこだわりも印象的だった。***********盤質。さすがクライテリオン、画質は文句…

姪っ子が捨猫を拾ってきてしまった。既に家には飼い始めて16年にもなるメス猫がいるというのに。ペットショップに引き取ってもらう手もあるが、姪っ子はそんなことお構いなしに「チョコ」という名前を付けて飼う気満々である。どうしたものか。ちなみに老い…

「BOW30映画祭」の続報。エリセ作品は『ミツバチのささやき』と『エル・スール』が上映されます。しかもニュープリントでっ!ああ生きてて良かった・・・(T-T) 万難を排し劇場へ行くべし!!

 『カンゾー先生』 ■■□

監督:今村昌平己の欲望に正直に生きている登場人物たちが清々しい。今村映画の魅力は人物描写だと思う。

 『うなぎ』 ■■■

監督:今村昌平ん〜人間臭い!厳しさと温かさとユーモア。キャスティングが絶妙。ロケーションも魅力的だった。それにしてもアヴァンタイトルで描かれる女房殺しのシーンは強烈。ちょっと忘れられそうにない。