2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『天元突破グレンラガン』をようやく見る(第三話)。さすがはガイナックス、面白い。クオリティも文句なし。合体シーンとクロスカウンターには笑った。熱い。これは最後まで見届けようじゃあないの。他の新作アニメでは『鋼鉄神ジーグ』『精霊の守り人』『B…

 『アメリカン・アウトロー』 ■■

監督:レス・メイフィールド目まぐるしいカット割りやド派手な爆発(レニー・ハーリンばりの品のなさ)をやればやるほど西部劇の活劇性は失われていく。ホークスやフォードやマンの映画の登場人物のように何気ない仕草一つで思わず心躍ってしまうような俳優…

 『機動戦士Vガンダム 第21〜24話』を見る。

ゴッドワルドとの対決エピソードが燃える。Vガンのベストバウトの一つだ。コロニー公社製モビルワーカー・サンドージュはザクレロの設計者もたじろぐセンス・オブ・ワンダーなデザインである。ウッソの額が遂に光った。

 『北国の旅情』 ■■□

監督:西河克己舟木一夫主演の歌謡メロドラマ。どこが凄いということもない、いたって平凡なプログラムピクチャーだけれど、スタジオ・システムならではのカッチリした画面は見ていて気持ちが良い。最後の別れの場面で汽車と車の併走ショットがある。これに…

 新たに増えた銀盤。

『断絶 コレクターズ・エディション』(さすがキングレコード。凝ってます)

 『機動戦士Vガンダム 第17〜20話』を見る。

17話目で早くも総集編エピソード。ドゥガー・イクの西洋かつらオモロすぎ。

 『のび太の結婚前夜 The night before a wedding』 ■■■

監督:渡辺歩ツッコミたい気持ちが先立ってなかなか感動することに集中できないのだが、しずかとしずかのパパの会話シーンにはホロッとさせられた。娘を「きみ」と呼ぶ父親。久米明の声がたまらない。あとジャイアンの家で酒を飲むシーンが良い。出来杉は「…

 『ザ☆ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ?』 ■■

監督:米谷良知ヒロインの王女は藤子不二雄テイスト皆無の萌え萌えキャラ。

 『ドラミちゃん アララ・少年山賊団』 ■■■□

監督:原恵一見事な小品。シングルB面の方が良い曲だったというパターンだ。未来デパート「20世紀末、東京、日本、そして世界展」の広告のアップから始まり、22世紀の街を走るドラミを乗せた電車を俯瞰で捉えた映像にタイトルが被さるオープニングが素晴らし…

 マリー・アントワネット

「マリー・アントワネット 通常版」東北新社 7/19 定価3,990円(税込)初回生産限定版(定価10,290円)も同時発売。内容は特典ディスク/オリジナルジュエリーボックス/スワロフスキー付ミュール型ブローチ/ラウンドハンドミラー/レースタオル/ブックレッ…

 『ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?』 ■■□

監督:米谷良知アメリカのネコ型ロボットがカウボーイでしかも主役キャラ。テンガロンハットも伊達ではなくしっかり役に立つのが良い。ドラミがコミカルでちょっとドジなのが特徴、恋までしてしまう。

 『ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!』 ■■■

監督:原恵一やっぱり横沢啓子のドラミは良いなあ。千秋にはない母性的な雰囲気。キュートなオバちゃん声。

 Blogデビュー

使い方はまだよく分かっていませんが、えーいままよ!と始めちゃいました。とりあえず2007年からの「日日銀盤」はアップ完了。それ以前の日記も徐々にアップしていく予定です。

 気になる新譜銀盤

「グル・ダッド傑作選DVD-BOX (3枚組)」『55年夫婦』『渇き』『紙の花』紀伊国屋書店 5/26 定価15,120円(税込)グル・ダッドとは意表をつかれました。

イタリアの映画監督ルイジ・コメンチーニが6日に死去。享年90歳。

 『トニー滝谷』 ■■

監督:市川準映像も音楽もキレイすぎて映画というよりはお洒落なCMという感じ。なので75分は長すぎる。イッセー尾形は渋く、宮沢りえは美しかった。ただ西島秀俊のナレーションは・・・う〜ん、ビミョーだ。

 気になる新譜銀盤

「ジャン・ルノワールDVD-BOX I (3枚組) 」『カトリーヌ』『女優ナナ』『のらくら兵』紀伊国屋書店 6/30 定価15,120円(税込)こ、これは欲しいぞ〜! 「 フリッツ・ラング コレクション スピオーネ (クリティカル・エディション/2枚組) 」紀伊国屋書店 6/30…

 『サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ』 ■■□

監督:マイク・ミルズ良質の単館系アメリカ映画。主人公に関わる二人の女性ティルダ・スウィントンとケリ・ガーナーがすごく良い。ドノフリオとキアヌとヴォーンとブラットのおっさん四人も良い。ルー・プッチも悪くない。サムサッカー 17歳、フツーに心配な…

 『斬る』 ■■■

監督:岡本喜八『用心棒』+『椿三十郎』だが、68年という混迷の時代を濃厚に反映した時代劇の現代劇化に見えた。とは言え喜八は喜八、キレ味鋭い演出とダイナミックな活劇の呼吸。人物造形も素晴らしい。***********盤質。画質良好。鮮度の高い黒白映像。

 『NHK ETV特集 今村昌平に捧ぐ〜スコセッシが語る映像哲学〜』

録画で。

 『歌うつぐみがおりました』 ■■■

監督:オタール・イオセリアーニイオセリアーニは人間と窓と扉が大のお気に入り。まるでルノワールだ。ゴダールやトリュフォーやカサヴェテスの映画的記憶も楽しく刺激してくれる。美しい女性が次から次に登場する。軽やか。オタール・イオセリアーニ コレク…

 『獣の剣』 ■■■□

監督:五社英雄平幹二郎かっこええ〜〜〜。加藤剛、田中邦衛、岩下志麻といった脇の存在も実に良い。孤独なヒロイズムと武士の一分と人間の醜い欲望が山深い金鉱川で交錯する。痛みに満ちた時代劇だ。***********盤質。画質良好。鮮度の高い黒白映像。

 『十七歳』 ■■■□

監督:今関あきよし「映画ファンにとっては良い映画と悪い映画があるのではなく、幸福な映画と不幸な映画があるだけなのだ」とは山田宏一の言。本作は紛れもなく幸福な映画だった。滝裕可里がスゴい。必見。***********ちなみに今関あきよしはチェルノブイリ…

 気になる新譜銀盤

『ゲド戦記』がようやくDVD化されます。「特別収録版(4枚組み)」と「通常版(2枚組み)」という『ハウルの動く城』と同じ商品展開です。おそらくハウルと同様少し待てば半額になると思います。何だかんだ言っても相当に売れるでしょうからね。

 『秘剣破り』 ■■■□

監督:池広一夫『薄桜記』の忠実なリメイク。池広一夫の演出には文句の付けようがない(ただしキャメラはやや劣る。それと橋の上の決闘シーンがオリジナル版では美しい夕焼け空の書き割り背景だったのに対し、本作では夜中で背景も真っ暗という実に味気ない…

 『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』 ■■■

立川シネマシティにて。観客数はキャパ(226席)の半分くらい。監督:寺本幸代プロットはオリジナル版とほぼ一緒だが、本作ではヒロイン・美夜子の母親が登場し、親子愛をテーマにした物語になっているのが大きな特徴。そのためオリジナル版にあった恐怖映画…

 『薄桜記』 ■■■■

監督:森一生物悲しく痛ましいメロドラマ。伊藤大輔の脚本が見事。三つある決闘シーンいずれも見応えがあり、とりわけ片腕片脚となった市川雷蔵が地べたに体を横たえながら敵と斬り合う畸形的な殺陣演出は素晴らしい。俯瞰ショットが最も効果的に使われてい…

 『コマンチェロ』 ■■■

監督:マイケル・カーティスマイケル・カーティスの遺作は何もかもが手堅くまとまっているまさに職人監督の面目躍如たる良質の娯楽西部劇だった。えげつない特殊メイクがサマになる男リー・マーヴィンの強烈な存在感。前半でデュークにあっさりと殺されてし…

 気になる新譜銀盤

紀伊国屋書店からエイゼンシュテインの『戦艦ポチョムキン』がクリティカル・エディションで発売されます。復元版にエドムンド・マイゼルによるオリジナルスコアを付けた2005年ベルリン映画祭プレミア上映版のフィルムがマスターで、特典はポチョムキンとオ…

4月開始の新作アニメでもう一本注目すべき作品がありました。ガイナックスの『「天元突破グレンラガン」ポータルサイト』です。チェックし忘れていてさっそく初回放送を録画できませんでした(泣)。あとドラマなんですが日テレで4/10スタートの『セクシーボイ…