2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

 『Familia Rodante』 ■■■

監督:パブロ・トラペーロ家族12人がオンボロのキャンピング・カーに乗って1,200キロの旅をするロードムービー。ほのぼのテイストの家族ドラマだけれど、見方を変えれば姥捨てモノとも言える映画かもしれない。ラストの長い長いお祖母ちゃんのクローズアップ…

WOWOW春の新作アニメ『REIDEEN』と『MOONLIGHT MILE 1stシーズン』。いずれも第一話を見た限りでは面白そう。前者はライディーン・シリーズの最新作で主人公が全裸でフェドインしそのままロボットを操る(腐女子へのサービスか?)。後者は近未来SF人間ドラ…

ウディ・アレンの新作はバルセロナが舞台で、主演はペネロペ・クルス、しかもスカーレット・ヨハンソンまで出るらしい。こりゃあもう見に行くっきゃない。

 『ドラえもん のび太の魔界大冒険』 ■■■

監督:芝山努脚本が秀逸。ちょっと怖いドラ映画。メタモル美少女・美夜子が良い。「もしもボックス」ヤバすぎ。

 『終わりで始まりの4日間』 ■■

監督:ザック・ブラフ平凡な作品だけど、主人公の移動手段がサイドカー付きバイクというのは良い。しかしナタリー・ポートマンはサイドカーではなく後部座席に乗ってしまう。疾走シーンもなし。何か納得いかない。終わりで始まりの4日間 [DVD]出版社/メーカ…

 調布映画祭2007

「調布市文化会館たづくり」にて。会場は12Fの大会議室で座席は即席仕様(お尻イタイ)。先着200名。入場無料。客層の6割ぐらいはお年寄りの方でした。 無声映画 笑いの玉手箱〜世界三大喜劇王〜 活弁士:坂本頼光 『チャップリンの冒険』(チャールズ・チャ…

「虎の門」お笑いタイガーズゲート。バカリズムの「野球官能小説」が絶品。プロレス篇も聞きたい。

パルテノン多摩にて。観客数はキャパの半分ぐらい。『ディア・ピョンヤン』(ヤン・ヨンヒ) ■■■オボジとオモニが最高。いつまでも眺めていたい夫婦だ。ある在日コリアンの家族の肖像であり、それ故のシビアな描写もあるにはあるが、作品の体温は高く、随所…

 『突然炎のごとく』 ■■■

監督:井筒和幸トリュフォーで始まりゴダールで終わる井筒流フランス映画模写。なかなかクール(このアート映画的なトーンを破壊するかのように登場する着ぐるみ火星人は一種の照れ隠しか)。無理して物語を語ろうとしていないところがかえって清々しい。や…

 『タバコ・ロード』 ■■■□

監督:ジョン・フォード南部のプアホワイトを描いた作品だが『怒りの葡萄』のようなリアリズムではなく、というより全く正反対の、過剰な明るさとデタラメさに溢れたスクリューボール・コメディー的ノリには度胆を抜かれた。そのあまりのテンションの高さ、…

 『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』 ■■■□

監督:芝山努のび太が一番地味(笑)。やっぱりジャイアンが格好良いんだよなあ。中盤〜後半にかけてのクロスカッティング(この辺りの物語展開の呼吸も『スターウォーズ』を大いに意識した作りになっている)、しずかちゃん巨大化(この表現は適切ではないが…

 気になる新譜銀盤

クライテリオンが新たにEclipseシリーズというのを展開するようです。 http://www.criterion.com/newsletters/eclipsefeb07/newsletter_eclipse.html ルイ・マルのドキュメンタリー集はレアですね。小津はどちらかというとレイトではなくアーリーでいって欲…

 気になる新譜銀盤

いつのまにかヴィンセント・ミネリの『ボヴァリー夫人』がアメリカで発売されていました。以前に『若草の頃』(だったかな?)の特典DVDに収録されていたミネリのドキュメンタリーの中に少しだけ本作の映像が流れ、そのあまりの素晴らしさに驚嘆して以来、観…

 『生贄夫人』 ■■■

監督:小沼勝かなりのオバカ映画なんだけれど、映像と演出にダークな格調があるので素直には笑えない。谷ナオミは肉体の存在感が凄いのはもちろん、演技力も相当にある女優だと思う。声も素晴らしい。

おおおっ!!4月のWOWOWがスゴいことに〜!!なんとフラーの未DVD化作品 『鬼軍曹ザック』 『赤い矢』 『戦火の傷跡』 が三日連続で放送されちゃいます。こりゃ録画ミスは死んでも許されないゾ。ちなみにケーブルTVのチャンネルNECOでは4・5・6月にわたって…

 『あなたのために』 ■■■

監督:マット・ウィリアムズこれは思わぬ拾い物。ウェルメイドな人間ドラマで、撮影時まだ10代だったナタリー・ポートマンがシングルマザーを好演している。『この森で、天使はバスを降りた』のアリソン・エリオットを彷彿させる穏やかで清潔な存在感が素晴…

 『ドラえもん のび太の大魔境』 ■■

監督:西牧秀夫繊細なジャイアン。

池田晶子が腎臓がんのため死去。46歳。

 新たに増えた銀盤。

『タバコ・ロード』(フォード!フォード!フォード!)

 『地上(ここ)より何処かで』 ■■

監督:ウェイン・ワンロードムービーな出だしにワクワクするも移動はすぐに終了。2時間が長く感じた。平凡。スーザン・サランドンは巧いけど印象薄い。ナタリー・ポートマンはきょとんとしたときの表情が実に良い。

 新たに増えた銀盤。セール品。

『「もののけ姫」はこうして生まれた』 『カラーパープル スペシャル・エディション』 『天国は待ってくれる』 『PATLABOR OVA&TVA ARCHIVES』 『PATLABOR MOVIE ARCHIVES』

 『黒薔薇昇天』 ■■■□

監督:神代辰巳谷ナオミはピンク映画界の山本富士子だ!とか言ってみる。カマトトぶる谷ナオミが遂に岸田森(サイコー!)に身を委ねる、その前後一連の映画的興奮に満ちたシークエンスが素晴らしい。