2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

来週はいよいよ溝口健二のシンポジウム。エリセは本当に来るのだろうか(いまだ半信半疑)。今月から年末にかけてのミゾケンDVD発売ラッシュを祝してラインナップを列挙しておこうと思う。 『溝口健二 大映作品集Vol.1 1951-1954』(10/27)『溝口健二 大映作…

遂に!『パーマネント・バケーション』もやっとDVD化。 『ダウンバイロー』の特典はCRI盤と同じ?「ジム・ジャームッシュ/アーリー・コレクションDVDBOX」

 『白い家の少女』 ■■□

監督:ニコラス・ジェスネルプロットは悪くないが、サスペンスとしては物足りない。演出的な見所はほとんどなかったし、ちょっとジョディ・フォスターに頼りすぎかなとも思う(最後など特に)。マーティン・シーンの存在が弱かったのが勿体無い。少女、死、…

 『ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』 ■■■

監督:細田守ギャグはちょっと微妙な感じだが、登場人物の異様なまでのハイテンションの持続、ケレン味たっぷりのアクション、マニエリスティックな映像表現は圧巻だった。前半と後半でガラッと雰囲気が変わってしまう展開も良い。終盤は『エヴァンゲリオン …

H氏と鑑賞会。『新選組!! 土方歳三最期の一日』のDVD、『水曜どうでしょう ロッパ21ヶ国完全制覇』のDVD(30分くらい)、「パトの後期OVA」グリフォン編4話(鈴置氏を偲んで)など。

 『ゴダールのマリア』 ■■■■

監督:ジャン=リュック・ゴダールミリエム・ルーセルを見ているだけで幸せになれる。アンヌ・ゴーティエも良い。ジュリエット・ビノシュは控え目なのが好感持てる(笑)。トリュフォーとは違った意味で、これは見事な女性映画だ。ゴダールほど女性の裸を美し…

『カサブランカ スペシャル・エディション』特典ディスクの「Bacall on Bogart」を鑑賞。ボギーのフィルモグラフィーを関係者のインタビューを交えながら紹介していくドキュメンタリーで、案内役をローレン・バコールが務めている(いつ聴いても惚れ惚れする…

「青い空を、白い雲がかけてった」読了。素晴らしすぎる。あすなひろしのユーモア感覚ってたまらなく好きだ。そして、さらっと、でも鋭く響く哀しみ。絶品!

 新たに増えた銀盤。

『ゴダールのマリア』

 『Beautiful Sunday ビューティフルサンデー』 ■■□

監督:中島哲也ジャームッシュや清順が好きなんだろうなぁと思わせる作風。しかし表面的な模倣に終わっている感は否めない。アパートに住む奇妙な人々もただ単にヘンなだけで愛すべきキャラクターとは言い難いのだ(ヨネヤマママコは面白い)。まるでセット…

 『夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY』 ■■■

監督:中島哲也好感が持てる小品。逆上がりの出来ない子供が出てきて石井克人の『茶の味』を思い出したが、映画的センスの良さでは明らかに中島哲也の方が上だろう。ロリコン度合いも圧勝だったが(笑)。

 『機動戦士ガンダム』 ■■■

監督:富野喜幸鈴置洋孝氏を偲んで。

 『毒婦マチルダ』 ■□

監督:松梨智子珍品。一見の価値は・・・多分あった。

声優の鈴置洋孝が死去。享年56歳。「なにやってんのぉっ!!」ブライト艦長・・・゚・(つД`)・゚・

 『ロビンフッドの冒険』 ■■■

監督:マイケル・カーティス&ウィリアム・キーリー単純明快にして痛快無比!スワッシュバックラー映画はどこまでも爽やかだ。エロール・フリンのダイナミックでスピード感溢れる身体アクション。目に沁みるような鮮やかな(あるいは毒々しいまでの)テクニ…

「本の通販ストア - 本、雑誌の通販ならhonto」」で『あすなひろし 作品選集1、2、3、6、7、8、9』を衝動買い。「4、5」は既に在庫切れ(泣)。「404 NotFound」 「http://www.asunahiroshi.net/」

『BSアニメ夜話』。今回取り上げられたのは『千年女優』、『勇者ライディーン』、『鋼の錬金術師』の3作品。『鋼の錬金術師』は劇場版だけ観ようかなと思っていたけれど、脚本を書いた曾川昇と森達也の話を聞いていてTV版にも俄然興味が湧いてきてしまった。…

内田吐夢の『たそがれ酒場』が10月にDVDリリース!よっしゃ。 新たに増えた銀盤。『カサブランカ スペシャル・エディション』 『ロビンフッドの冒険 スペシャル・エディション』 『三人の名付け親』

 『レイクサイドマーダーケース』 ■■■

監督:青山真治殺人ミステリーの佳作。裏タイトルは『ミスティック・レイク』(勿論『ミスティック・リバー』にかけている)。終盤の説教臭さにはやや閉口するも、非凡なラストショットで見事に相殺。ローキーを主体にした湖畔の映像の雰囲気も良い。役者で…

 『ワイルド・アパッチ』 ■■■□

監督:ロバート・アルドリッチ単純ならざる構図と陰惨さ。ベトナム戦争の影を帯びた寓意に満ちたウェスタン追跡劇。従来のハリウッド製西部劇とは一線を画する残虐描写(死体から心臓を取り出し投げ合って楽しむインディアンたち、死体の口に入れられた犬の…

「73年世代」の映画作家ダニエル・シュミットが死去。享年64歳。遺作は『ベレジーナ』('99)。合掌。

『ロビンフッドの冒険』の特典ディスクから『Glorious Technicolor』を鑑賞。イングリッド・バーグマンの渡米第一作目である『別離』のスクリーン・テストをテクニカラーで撮った秘蔵映像に萌え萌え。

 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』 ■■■■

監督:原恵一参った。これは正真正銘の傑作だ。ハスミン風に「アニメの21世紀はしんちゃんから始まる」とうそぶきたくなる。『ALWAYS 三丁目の夕日』は『オトナ帝国の逆襲』のケンとチャコが暮らす「ノスタルジー」という名の人工甘味料的世界の実写化に過ぎ…

あすなひろし「いつも春のよう」を読んで激しく感動。漫画ってスゴイや。

 『暗黒街の女』 ■■■■

監督:ニコラス・レイ闇を照らすランプシェードの明かりが素晴らしく官能的なギャング映画。いろんな意味で大人の映画だった。赤いソファーと列車の座席、シド・チャリースは二度美しく優雅に横たわる。「いよっ待ってました!」てなものである。勿論ダンス…

モノ近影。猫の成長は早い。

 『腰抜け二挺拳銃の息子』 ■■□

監督:フランク・タシュリン元々アニメ製作者だったというタシュリンならではの合成を駆使した遊び心溢れる映像は楽しいが、ギャグは前作ほどのキレはない。ただボブ・ホープと馬がベッドを共にしてしまうヘイズ・コードを揶揄するようなギャグは強烈だった…

亀田興毅がボクシング世界王者に。いやースゴかったあ、森友嵐士の「君が代」。

アニメ版『時をかける少女』が良いらしい。観に行こうか行くまいか・・・。立川に来ないかなあ。

 『新しい背広』 ■■□

監督:筧正典ほのぼの小市民ドラマ。駅と線路脇の土手と坂道がイイ。ベリーショートの八千草薫に萌え死ぬ。